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松本市の相場を知ることから、
売却の準備を
「相続した実家は、今いくらくらいで売れるのだろう」「松本市の土地の価格は上がっているのだろうか」。不動産売却を考え始めると、地域の相場が気になるものです。ただし、市全体の地価の動きと、お持ちの家や土地の売却価格は同じではありません。このページでは、松本市のゆずりは不動産が、公的なデータから分かる地価や空き家の状況、相場を見るときの注意点をご紹介します。まずは市場の傾向を知り、ご自身の不動産について考える手がかりにしてください。
公的データで見る、松本市の地価動向
2026年の住宅地は、平均で前年比1.1%上昇
国土交通省の2026年地価公示によると、松本市の住宅地の平均変動率は前年比プラス1.1%でした。2025年のプラス0.9%に続き、平均では上昇しています。商業地も2026年はプラス1.2%となっています。ただし、この数値は調査対象となった土地の価格変動をまとめたもので、市内すべての不動産が同じ割合で値上がりしたことを示すものではありません。売却を考える際には、市全体の傾向に加えて、物件の周辺でどのような動きがあるかを確認することが大切です。
| 区分 | 2025年の平均変動率 | 2026年の平均変動率 |
|---|---|---|
| 住宅地 | +0.9% | +1.1% |
| 商業地 | +0.9% | +1.2% |
※各年1月1日時点。平均変動率は、前年から継続して調査した地点の変動率を平均したものです。
出典:国土交通省「令和8年地価公示」第16表。
市内でも、土地の価格には幅があります
同じ2026年の地価公示で、松本市の住宅地34地点の平均価格は1㎡当たり50,000円です。一方、調査地点の最も高い価格は92,900円、最も低い価格は11,100円と、地点によって差があります。このことからも、市全体の平均だけで、お持ちの土地の価格を判断することはできません。また、これらは土地の価格であり、建物を含めた戸建ての売却価格ではありません。平均価格に敷地面積を掛けるだけで売却額を決めず、立地や土地の条件に近い情報と照らし合わせましょう。
出典:国土交通省「令和8年地価公示」第15表。
売却相場を調べるときに、
知っておきたい価格の違い
公示地価・売り出し価格・成約価格は、それぞれ意味が違います
インターネットで不動産の価格を調べると、さまざまな金額が出てきます。公示地価は、国が選んだ土地について公表する、土地取引の目安となる価格です。一方、不動産広告の売り出し価格と、実際に売買が成立した成約価格は異なる場合があります。近所に似た家が掲載されていても、その金額で売れたとは限りません。比較するときは、価格の種類に加え、いつの情報か、広さや築年数などの条件が近いかを確認することが大切です。
| 価格の種類 | 意味 | 相場を見るときの注意点 |
|---|---|---|
| 公示地価 | 毎年1月1日時点の標準地の土地価格 | 個々の物件の売却額を示すものではありません |
| 売り出し価格 | 売主が購入希望者を募集する価格 | その価格で売買が成立するとは限りません |
| 成約価格 | 実際に売買が成立した価格 | 取引時期や物件の条件も確認します |
| 査定価格 | 不動産会社が売却の見込みを判断した価格 | 売却額を保証するものではありません |
公示地価の出典:国土交通省「地価公示」。
ゆずりは不動産では、媒介契約を結んでいただくためだけに、根拠の乏しい高い査定額を提示することはありません。周辺の取引事例や物件の状態などを確認し、査定価格の根拠とあわせて、価格が伸びにくい要因や追加で費用がかかる可能性についてもわかりやすくお伝えします。
松本市の空き家は、どのような状況?
2023年の空き家率は13.9%。前回調査より減少しています
松本市が掲載する住宅・土地統計調査によると、2023年の市内の空き家数は17,050戸、空き家率は13.9%でした。2018年の18,620戸、15.6%と比べ、どちらも減少しています。ただし、この空き家数には賃貸用や売却用の住宅、別荘なども含まれ、すべてが相続後に使われていない実家というわけではありません。市全体の空き家率が下がったことだけで、個々の空き家が売れやすくなったとは判断できないため、統計の内訳と物件の状態を分けて考えましょう。
| 調査年 | 住宅総数 | 空き家数 | 空き家率 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 119,310戸 | 18,620戸 | 15.6% |
| 2023年 | 122,510戸 | 17,050戸 | 13.9% |
※住宅・土地統計調査による推計値です。
出典:松本市「松本市の空家の状況」(総務省「住宅・土地統計調査」)。
相続した実家は、市全体の数字とあわせて現状を確認
2023年の松本市では、賃貸用・売却用・別荘などを除く空き家が6,990戸ありました。この分類には相続以外の事情による住宅も含まれるため、「相続した空き家の数」と読み替えることはできません。相続した実家の今後を考えるときは、市全体の数字に加え、建物の傷みや管理の負担、ご家族が今後使う予定を整理してみましょう。売却するか決めきれない段階でも、現状や価格の目安を知ることは、ご家族で保有・売却を話し合うための材料になります。
出典:松本市「松本市の空家の状況」。
ご自身の不動産の相場を
知るための確認ポイント
近隣の物件でも、立地や建物の状態で条件が変わります
相場を調べるときは、「松本市内」「同じ町名」といった地域の一致だけでなく、物件の条件がどれくらい近いかにも目を向けましょう。駅や買い物施設までの距離、道路の幅、駐車スペースなどは、購入後の暮らしに関わる要素です。戸建てなら建物の状態、マンションなら管理状況など、種類によって確認する点も異なります。似ている点と違う点を整理すると、近隣の売り出し価格をそのまま当てはめず、ご自身の不動産に合った価格を考えやすくなります。
| 不動産の種類 | 主な確認ポイント |
|---|---|
| 戸建て・実家 | 築年数、修繕履歴、建物の傷み、間取り、駐車スペース |
| マンション | 専有面積、階数、向き、管理状況、管理費・修繕積立金 |
| 土地・空き地 | 面積、形状、道路との接し方、高低差、上下水道の状況 |
| 共通 | 交通・買い物の利便性、周辺環境、近隣の取引時期や条件 |
市場の動きを、
売却の進め方に
どう活かす?

相場と売却の希望を、あわせて整理しましょう
地価が上昇していると、「もう少し待てば高く売れるのでは」と考えることもあるでしょう。ただし、今回の地価公示は調査時点の結果であり、将来の売却価格を保証するものではありません。売却時期を考える際は、価格の目安だけでなく、空き家の管理を続けられるか、いつまでに売りたいか、ご家族の予定はどうかも整理しましょう。価格を重視する場合と、期限を重視する場合では、適した進め方も変わります。
ゆずりは不動産では、売却を急かすことなく、「売らない」という選択肢も含めて、それぞれの費用・期間・リスクをご説明します。市場の数字だけで結論を出すのではなく、ご自身の状況とあわせて判断することが大切です。
松本市の不動産査定・売却相談は、
ゆずりは不動産へ

「市全体の相場は分かったけれど、うちの場合はどうだろう」。そんなときは、ゆずりは不動産へご相談ください。松本市の戸建て・マンション・土地について、物件の状況や周辺の価格情報を確認し、査定価格とその根拠をわかりやすくご説明します。価格が伸びにくい要因や、売却にあたって追加で費用がかかる可能性なども含め、判断に必要な情報を隠さずお伝えします。
また、専任媒介契約の場合も週1回、反響がなかった週を含めて販売活動をご報告します。松本市で相続した実家や空き家の売却を迷っている方も、売却を前提にする必要はありません。まずは、ご自身の不動産がどのくらいの価格になりそうかを知るところからご相談ください。
